アラフォー過ぎてもゲームは楽しい。

40代2児の父親が綴る、好きなゲームや漫画のブログ

逆境が怪盗団を強くした!

魅力的なキャラクター達

ペルソナ5ではクリスマスは物語の大きな山場を迎えていましたが現実のクリスマスももうすぐですね。まだペルソナ5で遊んだことの無い方はクリスマスプレゼントに買って遊んではいかがでしょうか。

私はペルソナ5は発売日からちょっと遅れて買ったのですが約113時間を費やしてエンディングを迎えることができました。壮大な世界観と物語のボリュームの大きさを持ちながらも最後まで飽きさせる事なく遊ばせてくれる稀有なゲームです。

クリアしてから1か月以上経ちますが今でも怪盗団の活動が色あせることなき心に残っています。

目次

怪盗団はリア充ではない

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物語を牽引していく怪盗団は最終的に世界を救う大活躍を見せますが始めはリア充とは程遠い立ち位置でした。

主人公サイドのメンバーである怪盗団はメンバーの全員が何かしらの問題を抱え、反逆の意思をもって成長していきます。

教師や姉妹それに親、家庭環境など様々な理由を背景に大人たちから抑圧され、虐げられる怪盗団のメンバーが自分を解き放ちペルソナに目覚める場面は鳥肌がたちます。

今回はそんな怪盗団のメンバーについて書いていきます。

以下、ネタバレありですのでまだ見たくない方はブラウザバックでお願いします。

ジョーカー(主人公)

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獅童におそわれる女性を助けたはずが大人の罠にはめられて一転、前科持ちになり地元の高校には通えず都内に保護観察官と共に暮らす事になる。屋根裏部屋の物置で約1年過ごす事になる。

ペルソナに目覚めてからは世間を騒がせる怪盗団のリーダーとして活躍することになるがそれすらも神のしくんだ出来レースに過ぎないという抗う事の難しい大きな試練を背負っている。

ここまで過酷な運命を背負った主人公はなかなかいないという不幸っぷりです。保護観察中も両親はおろか友人からも全く連絡が来ること無く最後になんで地元に帰ったのか不思議でしかありません(笑)

しかしジョーカーは最後まで諦めることなく運命に立ち向かうブレない強い意志をもっています。その一方でジョーカーは通常一人一体のペルソナを複数体従え操る事が出来る多様性を持ち合わせています。

ジョーカー本人は一本筋の通ったブレない性格でありながらペルソナは複数操れるという本人とペルソナの関係性が相反しているのがペルソナ5の魅力でもありますよね。

坂本竜二(スカル)

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陸上部のエースでありながら鴨志田の策略にはまり青春の全てを捧げていた陸上を失い行き場の無い怒りを発散できずに高校生活を送るジョーカーの同級生。

物語では先走りすぎて怪盗団一行を危険な目にあわす事も何度もあるが終盤では陸上部で鍛えた俊足を活かし怪盗団の大きなピンチも救う重要な役割を担っている。

竜二は正直いって空気よめてないので作中では何度か「お前なぁ…」「うざい」と思う場面がありますが友達や怪盗団を思う気持ちは本物で怪盗団の友情担当ともいえる存在です。

竜二はもともと大人しくできないやんちゃなタイプですが陸上部での暴力事件をきっかけに問題児のレッテルを貼られて学校から厄介者として扱われています。

現実での思うように行動できない、居場所がないという想いの反動から目覚めるペルソナキッドは海賊の姿を模しており彼の自由への憧れが見て取れ様に思えます。

サブストーリーも陸上部復活の為に尽力するなど、私的にはうざいけど良いやつ的なポジションと認知しています。

高巻杏(パンサー)

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バレー部の親友「鈴井」の為に鴨志田と親しいふりをしている。両親は世界を飛び回るデザイナーで本人も読者モデルとして活躍しているが、そのクールビューティな容姿と帰国子女という経歴が同級生から疎ましく思われている。

作中での杏は天然というかお笑い担当的なポジションで祐介とのデッサンのシーンでは大量に服を着こんでくるシーンに私は「ファッ!?」ってなりました(笑)

竜二とは中学からの同級生で二人の掛け合いもなかなか面白く、暴走気味の竜二やモルガナをたしなめる役割も果たしている。先輩の生徒会長である新島に対しても早くから真と呼び捨てにする感じがキャットの人なっつこさを象徴しているように思えます。

杏は帰国子女のモデルの為、同級生からは近づきにくい存在として疎まれています。しかし杏の目覚めるペルソナは深紅のドレスを纏ったカルメン。

情熱的なダンスと灼熱の炎をあやつる強力なペルソナで、カルメンもまた、キャットの真の姿を投影したペルソナといえるでしょう。

杏は鈴井の飛び降り事件以降、鴨志田への反逆の意を示し自分らしさをとり戻します。修学旅行では語学が堪能な事から同級生に一緒のグループになろうと誘われるようになりますね。

サブストーリーを進めていくと片手間で行っていたモデル業にも真摯に向かい合い人間としても大きく成長します。

杏は恋愛のペルソナという事もあって彼女になるのかと思っていましたが、終わってみるとジョーカーの友人というポジションが一番しっくりきましたね。私なら高校時代にこんな子に好意もたれたらあっさり落ちそうです(笑)

モナガナ(モル)

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ペルソナ5の動物マスコット枠というあざといポジションにいるモルガナ。見た目とは裏腹に毒舌でプライドも高いが杏にはメロメロする等、かわいらしい部分を持ち合わせてプレイヤーを楽しませてくれます。

作中ではネコの姿にコンプレックスを抱き、自分の存在意義を疑い葛藤するなどネコの姿ならではの悩みが怪盗団を分裂に追い込むといったトラブルを巻き起こし物語を二転三転とさせるんですよね。

ストーリーでは進行役を務め、主人公にペルソナの事や認知の世界について深い見識をもち、戦闘ではヒーラーとしてポジションを守る本作の最重要キャラです。

モナのもちあわせるペルソナ、ゾロは紳士の盗賊ゾロを思わせ、か弱いネコの姿からはかけ離れた逞しい姿をしていてあふれ出るセンスを感じました。

喜多川祐介(フォックス)

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とにかく私服がださい芸術家の祐介は怪盗団でもかなり不幸な生い立ちをもっています。彼の描いた作品は師匠である斑目によって搾取されまた祐介の母が書いた作品すらも斑目の金儲けの道具として取り扱われていました。

そのような真実を知っても師である斑目を憎み切れない祐介に私はモヤモヤする思いを持ちましたが、育ててくれた恩を忘れられないという気持ちもわかるんですよね。この辺の心情のゆさぶりがうまくて心に残るんですよね。

祐介のペルソナは有名な義賊ゴエモン、斑目によって搾取され続けてきた祐介のペルソナが庶民に盗品を配って歩いたといわれる石川五右衛門を模しているのがなんとも皮肉がきいていますよね。

新島真(クイーン)

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真はジョーカーたちの通う秀尽高校の生徒会長で当初は校長の命により怪盗団であるジョーカーたちの正体を暴こうとする。頭脳明晰・冷静沈着な反面、世間知らずで金城の罠にはめられて怪盗団に協力する事になる。

真はジョーカーや竜二の邪魔ばかりして嫌な感じですが周囲からの期待に抗えず常に優等生でいなければいけないという鎖が彼女を縛り付けていました。そんな鎖を吹き飛ばす疾走感あふれるペルソナ「ヨハンナ」はなんとバイクの形状をしています。

金城のパレスからヨハンナに乗って脱出する様はハリウッド映画のワンシーンをみてるような爽快な気持ちにさせてくれました。戦闘においても高い攻撃力と機動力、使えるスキルも万能型で優秀で頼もしい仲間で最初から最後までスタメンいけます。

また姉の冴は優秀な検事であり冴がジョーカーに尋問をしながら物語が進行していくという面白いストーリー構成になっています。

正直、見た目がストライクで修学旅行ではいい感じに二人きりになったのでうまくいくかなと思ったら途中からコープ上げのハードルが厳しくマックスまでもっていけませんでした。まるでときメモの藤崎さんじゃねえか…(笑)

佐倉双葉

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母親が双葉の目の前で自殺するというショッキングな出来事と自分が原因で母を殺してしまったという罪悪感からひきこもりになってしまうがジョーカーと共に怪盗団として活動する事で立ち直っていきます。

双葉はコミュ症で最初はスマホを通じてしか連絡が取れないませんが打ち解けていくと双葉らしさがでてきて成長を実感できます。双葉のパレスは先に進めることで双葉の真実にたどり着くという作り込まれたギミックは本作でも1、2を争う完成度を誇っています。

ペルソナはUFO?のような形状をしていてプレイヤーを様々な形で支援してくれる他、加入後は戦闘時ナビはモルガナに変わって双葉がしてくれるのでまた少し変わった雰囲気で戦闘を楽しませる等。飽きさせない工夫が施されています。


サブストーリーも双葉が社会に出て打ち解けようという奮闘する様が見て取れて、まるで「はじめてのお使い」をみているようなホッコリとした気持ちにさせてくれます。

奥村春

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正義感は強いがおっちょこちょいな一面をもつ奥村フーズの社長令嬢。父親の悪事に心を痛め、怪盗団として父親の改心を決行するも結果として父親を失う事になるという悲しい運命を背負う。

父の死後も婚約者との関係や会社の相続問題からたくさんの大人が春に付きまとうなど苦労の絶えない高校生活を送ることになります。

怪盗団加入が物語の後半なので思い入れは怪盗団の中では低いのですが目覚めるペルソナミラディは貴婦人の様な外見でありながらスカートの下に強力な武器を隠し持っており春という人間をよく表していると思います。

春は自分の好みでない男との婚約を父の政界進出の為の道具として使われており、本人も仕方ないと諦めかけていますがペルソナに目覚め最後は自分の意思ではっきりと断るといった見せ場がかっこいいですよね。


また植物を育てるのも好きで彼女が育てる野菜はパレス攻略に大きく役立ちますが、実際にゲームをプレイしていると存在を忘れてしまってコープ7もなかなか成長させられなかった思い出があります。

私の認知としては知り合いの知り合いというか隣の隣のクラスの可愛い女の子みたいな存在でした。

怪盗団の強さ

怪盗団のメンバーは片親や毒親など家庭環境からして厳しい人生を送っていて、その事が逆境を跳ね返す強い精神力を育て上げたように思えます。これが自分だったら間違いなく詰んでいるくらいのハードモードだと思います。

大人への反逆がテーマと思われる本作品も最終展開は意外な方向へと進んでいき怪盗団はもちろんですが敵役となる大人たちも魅力的で子供には子供の、大人には大人の理論があって両者の対立が物語を深いものにしていました。

私自身も怪盗団に心を奪われてしまった一人です。こんな素晴らしい作品を作り上げたアトラスさんに感服です。

新たなプロジェクトのアナウンスもありましたし次回作も楽しみです。


ペルソナ5は間違いなく2016年を代表する傑作ゲームなので未体験の方は是非とも遊んでほしいと思います。

余談ですが近所のTUTAYAでも買い取り価格が4000円を超えていたので中古が5000円くらいなので買ってすぐに売れば差額の1000円程度でこのエンターテイメントを体験できるって純粋にすごいなって思いました。(12/22)

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