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【生者の行進第8話】忘れられないあの日の記憶

幽霊より怖いのは人間…恐怖が背後から忍び寄るサスペンスホラー・生者の行進
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作品名:生者の行進
作者:みっちよ丸
連載期間:少年ジャンププラスにて2017年10月20日〜連載中(隔週金曜更新
単行本:1巻まで(2018年6月4日に2巻発売予定)

生者の行進第7話はこちらからどうぞ
www.40-game-life.com

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第8話「あの日の記憶」

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深夜―

まどかが悪夢にうなされる中、東雲は熟睡していた。

そんな東雲の前に女性の霊が舞い降りる。

アキちゃん…起きて、アキちゃん…

東雲の耳元でささやくのは東雲亜湖。

10年前に事件で亡くなった東雲亜希の姉だった。

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おねえっ…気が付けば亜湖の姿は消え東雲は状況を理解する。

お姉ちゃんが指さしていた方向は―

ハッとしてまどかの方に目を向ける。

(よかった静かに寝てる)ほっとして顔を覗き込むと…

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「高岡さん…どうした!?」「大丈夫かおい!?」

体をゆすり頬をはたきまどかを眠りから目覚めさせる。

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「あ…東雲さん…」

まどかは東雲の胸で泣きじゃくった。

念のためと泪にメールを送る。

枕もとのスマホがブィイインと振動すると泪は目を覚ましスマホを手にした。

(こんな時間に東雲さんから!?)

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「まどかの身になにか…」身を起こす泪の前にトモキがにこりとほほ笑んだ。

「教えて」

「にぃに…ねぇおしえて…」

トモキの問いかけに今はそれどころじゃないとスマホの画面をのぞき込む。

しかし画面は黒く何も表示されない。

「おしえて…」

置かれた状況に違和感を感じる泪。

トモキは自分自身の生霊…

省吾の話が本当ならトモキに自我は無いはず。でもこのトモキからは意思のようなものを感じる。

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「トモキ!!」「僕に何か言いたいことがあるんじゃないのか!?」

「父さんと同じように僕の事を恨んでいるから…成仏できなくて苦しくて…僕を道連れにするために取り憑いているんだろう?」

外に出るトモキを泪は必死で追いかけ叫んだ。

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「今、そっちにいくからじっとしてまってろよ」

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トモキに谷底に落とされ薄れゆく意識の中で泪はあの日の事を思い出していた―

記憶

小学生のころ…泪がクラスメイトからいじめの被害にあっていたあの日。

下校時、帰宅しようと靴を履き替えると指先に刺すような痛みが走る。

あわてて靴を脱ぐと画びょうが仕込まれ靴下から血がにじんでいた。

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足を引きずって帰宅すると母親から「トモキを迎えに行ってほしい」「牛乳をかってきて」と書かれた置手紙があった。

痛む足をひきずり牛乳を買い、トモキを迎えに行った帰り道、トモキはおんぶをせがんだ。

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それでも駄々をこねるトモキを泪は怒鳴りつけ先に横断報道を渡った。

少し言い過ぎたか…泪は振り返ってトモキを見る。

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一瞬の出来事だ。

トモキは自動車にはねられて即死。

泪はその日の夜の事はよく覚えていなかった。

父親に頬をはたかれた

「お前が付いていながらなんでトモキから目を離したんだ」

トモキは母親の再婚相手の子供で新しい父にとってトモキは人生のすべてだった。

「なんでトモキだけ死んで…」

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感想

イジメにあい、気が沈んでいるときに起きた不幸な事故。

ちょっと重い話ですが泪が以来、殻に閉じこもるのもわかりますね。

とどめの父親の鬼の形相…「お前は生きているんだ」の部分は実際に口にしたのでしょうか、それとも心の声か。

トモキ自身は泪を恨んではいないでしょう。トモキが亡くなった日の夜、泪の記憶に残っていない出来事が何かカギを握っているのではないでしょうか。

単行本は現在1巻が発売中(1〜6話収録)、2巻は6月4日に発売予定です。

生者の行進は隔週金曜にジャンププラスで公開されています。

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