秀貞の居場所を突き止めた佐伯組が村を襲う
あえじゅま様の正体は9歳の女の子…
かつて村でいわれのない言いがかりを受け、娘を失った住職友永光二郎。
凶悪な誘拐の目的は村人たちの子孫に理不尽な死を突きつける為だった。
事件の真相をしった阿川たちが村に向かう最中、集伯組もまた村の場所を探し当てていた。
目次
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阿川たちの動向
シャムスからあえじゅま村の所在地を聞いた阿川たちは現場へ向かうと共に本部への応援を要請する。
複雑な人間関係に混乱した田中は事件を整理した。
スマホの電波は遮断され車で近づくのは目立つからと判断し車を降りた阿川たち。
シャムスに嘘の情報を掴まされた可能性を感じながらもあえじゅま様の存在を確認する為に、阿川たちは歩いて村へ向かった。
集伯組の動向
一方で村に着いた集伯組は数人のグループに分かれて秀貞の探索に当たる。
ヤクを奪われたと激高する幹部組員は下っぱ達に反グレを見つけたら容赦するなとハッパをかける。
そして秀貞の父・佐伯茂が事件にかかわった奴は全員殺せと凄んで見せると幹部組員たちにも戦慄が走った。
組長の厳命を受けた組員たちは早くも村人たちと衝突する。
組員の一人が「遊びじゃねぇ」と村民を血祭りにあげてみせる。
悲惨な光景に立ちすくむ村民…
なんと組員の後ろには片手で人をにぎりつぶす、あえじゅま様が立ちはだかっていた。
朔の動向
その頃、朔は琴華とじいちゃんに村を出ていくことを告げる。
そんな朔に琴華は殺意を抱くもじいちゃんに窘められ家に戻った。
何故打ち明けた?
じいちゃんが朔に尋ねると朔は「本当はこのまま村に住んでも良いかな」と心の内を吐露した。
そして朔は秀貞の話を聞いて「酒におぼれ自分を捨てた母が実は自分を守ってくれていたことに気付いた」と話す。
朔の母親は佐伯茂の愛人だったが為に茂の正妻から執拗な嫌がらせを受けていた。
当時はなぜ、母親がそんな目に合うのか理解できずにいた朔だが父親がやくざの組長と知り全てがつながった。
これからは母ちゃんに謝って支えていきたいとじいちゃんに告げた。
するとじいちゃんは「帰りなさい」と微笑んでみせた。
感想
今週も相当な動きがありましたね。
情報を得た阿川たちですが簡単には村にはたどり着けない気がしますね。
また佐伯茂はこの村が自分の出生と関係あることに気付いているのではないでしょうか。
はっきり言及があった訳ではないですが恐らく佐伯茂の父親(朔と秀貞の祖父)が月子殺しの犯人なので光二郎の恨みは相当深いのはず。
その事に佐伯茂は気付いて関係者を全員殺せと凄んで見せているのではないでしょうか。
一方で朔はじいちゃんに脱走の許可を貰ったようですが琴華は脱走を阻止しようと動くはずです。
朔を睨んだ琴華の表情も並々ならぬ殺気を放っていますが果たしてどうなる事やら…
あえじゅま様の学校・17話の更新は4月21日です。
また4月4日に単行本2巻が発売されます。今回も描き下ろしマンガが収録されるので発売が楽しみですね
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